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広島オープンハウス2016に千人超の来場者

2016年度オープンハウス(広島)の模様

8月5日(金)と6日(土)の2日間、広島研究所において「来てみて!放影研 みんな待っとるけぇね〜」のキャッチフレーズの下、第22回オープンハウスを開催した。

放影研の調査研究は、被爆者の皆さまをはじめ多くの方々のご理解とご協力により支えられているが、これらに関する最新の研究成果の一般展示に加え、今回のオープンハウスでは特別展示として、2014年に厚生労働省から放影研が受託した「東電福島第一原発緊急作業従事者に対する疫学的研究(NEWS)」、そして「原爆放射線の研究から低線量被ばくの健康への影響を考える」のふたつを紹介した。

また、実験・体験イベントには「液体窒素ショー」、「小松菜・カボチャからDNAを抽出」、日本電子株式会社の協力を得た「電子顕微鏡を覗いてみよう」などのサイエンス・コーナーを設け、さらに、所内各所を巡る「クイズ・スタンプラリー」も行い、会場内は多くの子どもたちで賑わった。臨床研究部では今年購入した小型人体骨格模型の名前を付ける企画を実施。100名を超える投票の結果、「ほねほねくん」と名付けられた。 今年の目玉のひとつは、昨年から運用を開始した、生物試料センターのロボットフリーザーの見学である。1時間ごとにツアーを組み、まず保存試料の説明をした後、実際にロボットフリーザーや液体窒素タンクを見学いただいた。また、このたび初めて平和学習として行った、広島平和記念資料館からお借りした子ども向けアニメ―ションDVDの上映会も人気だった。

今年は講演会を四つ企画した。1日目の8月5日は、今年からがん登録が法制化されたことに伴い、杉山裕美 疫学部副主任研究員 腫瘍組織登録室室長代理が「がん登録ってなあに?」と題して講演。次いで、好評を博している講演「だから翻訳はおもしろい」を今年もジェフリー・ハート事務局広報出版室長が英語で行った。続く8月6日には「放射線ってなあに?」と題して高橋規郎放影研顧問が放射線の基礎知識について講演し、古川恭治 統計部副主任研究員は「だから統計学はおもしろい」という題目で広島カープの優勝確率などを交えた講演を行った。

2日間とも晴天に恵まれ、合計1,003人の方々が来場された。来場くださった方々が疲れないよう、コンパクトな順路を設定し、各コーナーを回りやすいよう工夫したのが功を奏したのか、いたる所で子ども連れの家族や、海外から来た人、そして国内の学生の姿も多く見られ、来場者と放影研職員の間で活発な交流が行われた。